星の鼓動は愛

劇場版Ζの完結編が見たい。まだ前2作も見てないのでそっちを見てからになるけれど、でも本当に見たい。
Ζガンダムというのは、ジェリド(19世紀)→カミーユ(20世紀)→シロッコ(21世紀)という、人間性の歴史的展開を怜悧な視点で描き出しつつも、最終的には元気玉的ラストバトルによってその現実から目を背けてしまったという非常に惜しい作品であるのだが*1、テレビ放映からしばらくの時間が経って、今現在のトミノ監督が現実をどのように捉えているのかが非常に気になるところであるのです。

*1:もっとも、あの見苦しささえ感じる現実否認が、逆説的に現実をよりいっそう鮮やかに照らし出してしまったということはあるので、一概に批判されるべきものでもない。カツ・コバヤシ的なるものへの異様な憎悪(嫉視?)も含めて。